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ラッキー7の男【Part 2】
2006年08月31日 (木) | 編集 |
伊織クンの育児を仕事に現実逃避しながらも、彼に一生付きまとうことになる【染色体異常】のことを知りたくて、ある日仕事の合間をぬって琉球大学医学部の図書館にでかけた。

精神的に先が見えない真っ暗な状態だったので、少しでも不安を解消するためには、【敵】を知る必要があったのだ。。

でも、規則で関係者以外は入ることができないと、あっさり入館を断られてしまった。
だからといって、あっさりと引き下がる私ではないんだな・・これが・・・(こまったもんだ・・・)
<その時の会話>

: 『息子が7番染色体異常で産まれてきて、自分なりに染色体異常について調べたいと思ったんですけど、どうしてもダメですか?』



係の人: 『あぁ、そうなんですかぁ。たいへんですよねぇ・・・。
でも、それなら、主治医の方にイロイロ聞かれた方がいいんじゃないですか?。ここにあるのは専門書ですから素人さんがみても分からないと思いますよ。』



: 『それはそうなんですけど、病院の外来では患者さんもたくさんいることだしあまり長く時間をさいてもらえなくて。。
それに確かに私は今まで医学書に触れたことない素人ですけど、息子のことに関しては【素人】っていうわけにはいかないんです!』



係の人: 『そぉいわれても・・・、だいたい染色体異常もたくさんのケースがあって、研究者でもわからないことはたくさんあるっていいますよ・・・・・』



と、引き上げられようとしたしたのだが、その時奥の方からちょっと上司っぽい人が出てきて、


上司っぽい人: 『すみませんねぇ、お母さん。ここは融通がきかないところなもんですから・・・・ホント、申し訳ないです。。
ところで、あなたの息子サンのお名前は何とおっしゃるんですか?』



: 『伊織と、いいます。』



上司っぽい人: 『伊織クンというのですかぁ。。武士の名前ですねぇ。。
染色体異常に関しては研究者達でも分からないことだらけだと思いますが、お母さん、あなたが【伊織学】の第一人者になればいいんですよ。
医学的な知識もある程度は必要かもしれませんが、一番大事なことは、その子の側にいて、見守り、見つめ続けてあげる、ということじゃないでしょうか。

まぁ、それでも今はいろいろなことをお知りになりたいというお気持ちよくわかります。。
規則でこちらには入館することはできないのですが、専門書を扱っている書店を紹介しますので、よかったらいってみてください。立ち読みもOKのところですよ。

そしてね、こころゆくまで調べたら、調べるのに費やした時間だけ伊織君とも遊んであげてくださいよ。一番それが大事ですよ。頑張らなくていいんですよ。肩の力をぬいてね。自分のペースでね。あと、伊織君のペースでね。』


といって、書店名と簡単な地図をメモしてくれた。


その人の心使いがとてもうれしくて、今でもそのときの言葉が忘れられない。(その人の名前もしらないし、顔も思い出せないのだが・・・・)



そっか、私が【伊織学】の専門家になればいいんだ。


その言葉はホントに今でも忘れられない。。

                     (Part3につづく)

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